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医師のタイムマネジメント(8)

臨床医の時間管理「戦術」:週末を大切にする

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週末を大切にする
 勉強しよう!
週末はじかんがたっぷり
 いち早く出勤して、病棟をラウンドしよう!
入院患者の状態を把握する(先手を打つ)
検査・指示入力(ナースからの指示依頼を確認)
カルテを素早く記載する
 外出する(家族と、デート)
 スポーツ、趣味
 自宅・自分の整理整頓

残務処理?
 日々の業務を怠ると業務整理をする羽目になる・・・

翌週に備える
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週末。時間がたっぷりあります。
だからといって、惰眠を貪ったり、ダラダラとテレビを見ながら過ごしたりするのはナンセンス。
この日を有効利用するのが、時間活用の上手な人なのです。


1.勉強しよう

 平日にできなかった勉強をするのも良し、あるいは、じっくり構えて勉強してみるのも良し。はたまた、読書に勤しむのも良し。

 行き当たりばったりでは、有効活用とは言えない。1日を使ってもいいから、半年あるいは1年間の学習計画を立ててみるのが良い。ただ、仕事を始めたばかりの研修医では、まだ先を見通すことができないので、計画が立てにくいかもしれない。当面は、週末だからこそできる勉強を考えてみるのも手だ。


2.週末だからこそ早朝回診を

 休日だから朝ゆっくりと回診するのではなく、朝早く来て、回診してしまうのがミソだ。受け持ち患者の病状を把握することにより、その日一日の時間の流れを掴むことができるからだ。いろいろと対応することがありそうなのか、落ち着いているのか。それにより、どれくらいの間病院にいなければならないかが違ってくる。

 回診でその状況を把握したら必要な指示を出し、カルテを素早く記載する。あとは、患者の状態次第だ。

 何もすることがないのに、ダラダラと残るのは良くない。もちろん、急変があったり、自分の勉強にもなるような処置などがあれば、そちらを優先する。研修医の場合は、特にそうすることを勧める。

 余談だが、休日の回診は意外な副次効果を生む(やってみなければその効果を感じる取ることはできない)。研修医だからこそ、やっておきたい業務の一つだ。


3.外出したり身体を動かしたりしよう

 友人・恋人・家族と外出するのは気分転換になってよい。彼らとのコミュニケーションを取れることが大きなポイントだ。身体を動かすスポーツは、健康増進と気分転換を行え、一石二鳥である。普段できないような自分の趣味に勤しむのもよい。

 週末だからこそできる時間活用を自分なりに考えてみよう。

 臨床医にとって、患者の急変時や緊急呼び出しなどは、いつでもあり得ることだ。大切な人といっしょにいるのなら、そういう仕事であることを理解させるのも大事なこと。大切な人だからこそ、その人にわかってもらう努力を怠らないことである。


4.整理整頓・残務整理?

 時間がある日だから、部屋の清掃や整理をするのも手だ。気分転換に模様替えをしてみるのもありか。

 ただ、細々とした整理整頓は、普段からこまめにやることを勧める(机の前に座るたびに一つ片付ける、というような癖をつけると、予想外に片付くものだ)。それをやるために週末を利用するのはいかにももったいない。部屋のレイアウトの変更を伴うような大きな整理整頓の場合に休日を利用したい。

 平日に終えられなかった残務整理をする人もいるだろう。が、それは、可能な限り避けたい。家族持ちならなおのことだ。それを避けるために、平日の計画と仕事スピードが大事になってくる。


5.翌週の準備をする

 翌週にやるべきことをリストアップして、1週間の計画を立てよう。翌週7日間の動きを想定しておくことが、月曜日朝のスタートアップをスムーズにする。それを怠れば、ブルーマンデーが待っている。この準備をするのとしないのとでは、それくらいの差が出る。


【ひとこと】
 私の研修医時代、デートの時間確保に四苦八苦していた平日はなかなか時間が取れないので、週末しかなかったが、呼び出しの多かった大学病院の研修医時代、いかに週末の自由時間を作り出すかに腐心した。週末の大切さは多くの時間管理術の本にも書かれているが、臨床医業務のやりくりは私の経験則に基づくものだ。参考になれば幸いである。

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