臨床医の時間管理「戦術」:To-Do リスト(タスクリスト) をつくろう!
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大切なこと(重要事項)のリストアップ
まとまった時間を必要とする、自分にとって大切なもの
ルーティンワークや残務処理は「重要事項」ではない
これを週末・祝祭日・長期休暇に予定する
そのための事前準備(段取り)が重要
【例】○○の本を読み終える、人生プランを考える
日中でやってしまわなければならないことのリストアップ
○○さんの指示入力
退院サマリー記載
情報提供書作成
○○書類作成
電話連絡 等々
→ 絶対に自宅に持ち帰らない!
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To-Do リスト(タスクリスト)は、やりたいこと、やるべきことをリストアップしたものだ。
今やりたいこと、将来やりたいこともリストの中に挙げておくことが重要なポイントだ。あれはできないだろうからやめておこう、では、いつまで経ってもそのやりたいことが実現しない。リストアップして、毎日眺めていると、それを実現可能なところまで落とし込むこともできる。そうすれば、実現可能となることもある。
大事なことは、自分が何をやりたいのか、やろうとしているのかを明確にすることだ。
1.大切なこと(重要事項)をリストアップする
まず、自分の人生において、何が大切なのか、何を目標としているのかを考えることだ。それを明確にすることにより、自分のやりたいことが明らかになってくる。それをブレイクダウンして、実現可能なところまで持ってくるのだ(下段3参照)。
例えば、臨床感染症を専門にやっていきたいとする。そのために、初期臨床研修の間に学んでおくべきことをリストアップ。研修終了後、どの病院で何を学ぶのかをイメージしておく。そこでどんなことがしたいのか。その後のプランのイメージはできているか。そのために、どのようなことをすればよいのか。面倒と感じるかもしれないが、行動できる具体的なところまで落とし込むことが実現を早める道なのである。
重要なことにはたっぷり時間をかけたい。そのために、夏休みなどの長期休暇、祝祭日、週末の時間を利用することだ。
2.ルーチンワークのリストアップ
日々やらねばならない仕事もリストアップしておこう。毎日そのリストを眺め、今日やることを決め、それを1つずつ実行していく。
やるべきことをリストに書き出せば、細かなことをいちいち記憶する必要はない。忘れてもリストを見ればよいだけだ。
例えば、明日までに調べなければならないこと、患者オーダーなど、一つ一つをリストアップするのだ。そうすることにより、あなたのワーキングメモリは本当に必要なものだけに集中できるようになる。そうなれば、あとは簡単だ。
3.To-Do リスト(タスクリスト)の作り方
1) 具体的な行動までブレイクダウンする
大きな目標は、実際の行動レベルにまでブレイクダウンする。例えば、外国旅行に行きたい、という希望があっても、これだけでは動きは取れない。どこの国へ行くのか、そこへはいつ頃行きたいのか、どのルートを使っていくのかを調査する、航空便・宿泊の調査・決定・予約など、やるべきことを具体的な行動のレベルまで落とし込む。
2) 決まった行動に締め切り日を設ける
やるべきことが決まれば、あとは実行するだけだ。しかし、やればいいだけなのだが、不思議とやれない、いや、やろうとしないのが人間だ。やろうとしないのであれば、それをいつまでにやるのかを決めて自らを追い込む必要がある。そのために、一つ一つの行動に締め切り日を設け、それまでに実行することだ。だが、これとて、自らの意志が弱ければ、ずっと先延ばしになってしまうのだが。結局、仕事もプライベートも、それをやる!という強い気持ちを持てるかどうか、で決まるのである。
【ひとこと】
自分の「記憶代わり」にリストを用いるのであれば、このリストがなくなったら大変なことになる。だから、必ずバックアップが必要だ。デジタルならPDAデータの、アナログなら手帳などのバックアップを必ず取っておく。バックアップは転ばぬ先の杖なのだ。
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