インフルエンザ・パンデミックに加え、インフルエンザ・パニック。
このことについては、特に、マスメディアの対応について、書きたいことが山ほどありますが、すでに、感染症関係者があちらこちらで述べているので、ここでは多くは触れません。
国・福祉保健所の対応について。
一生懸命されているのはわかります。それには心より敬意を払います。
でも、それと、対応の適切さは別の問題。
今回の神戸・大阪での感染拡大とその後の国や福祉保健所の対応には、首を傾げざるを得ないことが数多くありました。
このことについても、あちらこちらで取り上げられているので、触れません。
一つだけ言わせていただくと、現場で対応に困るような指針を出すのはやめていただきたいのです。
指針や対応方針を出してくれるのはいいのですが、現場のことも考えずに出されると、逆に現場が混乱します。
例えば、対応患者を限定して、
兵庫県神戸市(東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区、北区の区域に限る)
とされると、とても困るのです。
まず、ウイルスは市町村を限定して拡散するのか?という基本的(常識的)な問題。
いや、市町村どころか、区限定ですよ!?(苦笑)
次に、地元でない人間が、そういう細かい区分まで知っているか、ということ。
実際、現場では「東灘区ってどこ?」となりました。
病院にやってくる患者も、対応する医療従事者(医師、看護師、事務員など)も、
「東灘区ってどこ? 三宮は何区?」
ってことになるわけです。
○○区は対象外だからあっち行って、あなたは△△区から来たからこっち。
コメディみたい。。。
こういう指示が、現場を無用の混乱に陥れるのですが・・・。
クレームを付けたら、言っていることはわかるけど当面そのままで。
翌日、その上から、細かい対応では混乱するので大きく捉えましょう、なんて通知が来ました。
でも、我々の対応は以前のままでいきましょう、と。 ???
どうやら、声の大きなところには、言えないようです。。。
あまりに可笑しすぎて、冷静になれ、と言っている、こちらがパニックになりそうです。
我々はやらない、いや、お前のところがやれ、いや、みんなで血と汗を流そう!
誇りを持て!身体を張れ!
まさか、お前(たち)だけ生き延びて、自分(たち)だけ討ち死にさせるわけじゃないよね、と。
失礼ですが、かつての神風特攻隊と発想は変わりません。
敵前逃亡も情けないけど、精神論での突撃も自爆的。
精神論を振りかざす時代はとっくに終焉しています。
そういうことではなく、現実を冷静に見つめ、ハートは熱く、アタマはクールに、現場に負担の少ない効率的な方法と対策をとらなければなりません。
医療の対象者はインフルエンザだけじゃないのです。
我々は、インフルエンザ以外の、本当に医療を必要としている人たちのことも考えてあげなければならないのです。
何やかんや言っても、結局は、みんな自分のことがかわいいんです。
こういうことを書いている私も、その類に漏れないのかもしれませんが。。。
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